2012年10月24日水曜日

Karaguchi Kazuyuki plays This I dig of You

先日おじゃました88nelsonのセッションで、サックス奏者の近藤タケユキさんが演奏された曲。


Hank Mobley作曲のバップナンバーということになるだろうか。とてもハッピーな曲想で、きめがある程度決まっているので、演奏も引き締まる。大学のジャズ研でこういう曲をやっておくと演奏の作り方の参考になる。

A(16小節)-A'(16小節)の32小節。細かい分析をすれば、Aの11~12小節から13~14、15~16小節で半音コードがずれるところはしっかり慣らしておく必要がある(特にトランペットは)。同じフレーズを半音下げて演奏するのもやりすぎたらつまんない。曲全体からフレーズを考えないといけないだろう。

唐口一之さんのプレイでどうぞ。
この演奏を見て先のリップベンドとかピッチの幅の話を思い出しました。