2012年10月7日日曜日

Bill's Hit Tune by Bill Evans

ビル・エヴァンスというと、スコット・ラファロとポール・モチアンとのトリオが先ず出てくる。グルーヴ感さえあっていればベースはもっと自由に動けることを示したし、日本人好みの品の良い「ワルツ・フォー・デビー」などという曲もある。
しかし、ビル・エヴァンスは生涯通じてピアニストであり、聞くべき作品は非常に多い。そして、彼はスタンダードのカバーだけでなく作曲も多く行なっている。

Bill's Hit Tune はそのひとつである。それこそ、ワルツ・フォー・デビーあるじゃんと思ってしまう。なぜこのタイトルにしたのかは不明。曲はちょっとクサイくらいの展開をするのだが、哀愁を感じさせる彼らしい作品だと思う。

いずれエヴァンス特集ををトランペットでやってみたいと思っている。キーも音域もトランペットでは想定外なのだが、それゆえに独特のものが得られると信じる。
今のうち、少しづつ掘り起こしておくこととする。