『長いお別れ』と聞くと、反射的にフィリップ・マーロウを思い出すが、おそらく関係はなかろう。
3拍子マイナーのナンバー。最初は暗くブリッヂ(中間の展開部分)で立て続けに和音が展開し、最後はメジャーになるという、他の曲ではなかなか見られない構成になっている。
チャーリー・ヘイデンのカルテット・ウェストによって演奏された。作曲者はピアニストのAlan Broadbentである。
これはテナーの曲。テナーと同じくらいずっしりした低い音を出せない限りトランペットでは手を出せないだろう。挑戦しがいはあると思います。
「The Long Goodbye」 Charlie Haden Quartet West