Charlie Haden の Quartet West の演奏。
Quartet Westは大好きなのだけど、テナーのワンホーンの曲をトランペットでそのまま吹けることはほとんどないのでちょっと悔しい思いをする。
Our Spanish Love Songは、大方パット・メセニーの演奏でポピュラーになったのではないかと邪推する。『黒本2』にも載るほど。
トランペットで朗々と吹いてしまえばムード歌謡っぽくなってしまうような気がする。トランペットなりの歌い方があるはず、これはスタンダードと言っていい曲だから身につけていろんなところで演奏できるはずだ。
20小節の曲。15小節目をうまく解釈すれば見失わない。あとはそれほど突飛なコードはないと思う。それゆえにさりげなさもありまた力強いヴォイスのある曲になっているのだろうと思う。