いわゆる"Rhythm Change"。実音Aフラット。
自分は、つよいテーマの曲を好むところがあって、そこからアドリブをとるような吹き方を基本としている。だからこういうシンプル極まりないテーマの曲は何を吹いていいか全くわからなかったのだけど、自分でモチーフを用意していろいろ発展させていく のがいいのかな、と思うようになった。方向性が正しいかよくわからないのだけど、少しづつ吹けるようになってきたような気がする。
リズムチェンジを繰り返し演奏することでスタイルができてくるのかもしれない。
作曲者ケニー・ドーハムとトム・ハレルクインテットのショートクリップをどうぞ。
2013年9月5日木曜日
2013年8月27日火曜日
Charlie Haden's Quartet West - Our Spanish Love Song
Charlie Haden の Quartet West の演奏。
Quartet Westは大好きなのだけど、テナーのワンホーンの曲をトランペットでそのまま吹けることはほとんどないのでちょっと悔しい思いをする。
Our Spanish Love Songは、大方パット・メセニーの演奏でポピュラーになったのではないかと邪推する。『黒本2』にも載るほど。
トランペットで朗々と吹いてしまえばムード歌謡っぽくなってしまうような気がする。トランペットなりの歌い方があるはず、これはスタンダードと言っていい曲だから身につけていろんなところで演奏できるはずだ。
20小節の曲。15小節目をうまく解釈すれば見失わない。あとはそれほど突飛なコードはないと思う。それゆえにさりげなさもありまた力強いヴォイスのある曲になっているのだろうと思う。
Quartet Westは大好きなのだけど、テナーのワンホーンの曲をトランペットでそのまま吹けることはほとんどないのでちょっと悔しい思いをする。
Our Spanish Love Songは、大方パット・メセニーの演奏でポピュラーになったのではないかと邪推する。『黒本2』にも載るほど。
トランペットで朗々と吹いてしまえばムード歌謡っぽくなってしまうような気がする。トランペットなりの歌い方があるはず、これはスタンダードと言っていい曲だから身につけていろんなところで演奏できるはずだ。
20小節の曲。15小節目をうまく解釈すれば見失わない。あとはそれほど突飛なコードはないと思う。それゆえにさりげなさもありまた力強いヴォイスのある曲になっているのだろうと思う。
2013年8月26日月曜日
Winter Waltz by 堀秀彰
日本人ピアニストの作曲。
スローからミディアムテンポのワルツの曲。
タイトルにあるように秋冬あたりの都会的な響きのある曲。
いわゆるAABAみたいなパターンの曲ではない。
よく構成されている分、その構成に引きずられてしまうと、自分の演奏にならず結果頭でっかちな出来合いの作り物になってしまう。
まだ十分聴き込んでいないのだけど、 こういう曲をさらりと吹けるといいだろうなと思う。
作曲者ご本人の演奏をどうぞ。市原ひかり演奏のデュオもyoutubeにあるようです。
最近の練習
Six NotesとBrio
Carmine Carusoの有名なエクササイズで、以前から断続的に練習していた。続かなかったのは、この程度の伸ばし(ロングトーンとは程遠い)であってもすぐにバテてしまうからだった。ところで、平日に練習できないこともあり、Brioという練習具を購入した。金属製のマドラーのようなものでこれをくわえて吹く、というもの。自分はどうしてもマウスピースにプレスしてしまうのだけど、上下つまり口を閉じる力とプレスすることのバランスを意識できるようになり、結果あまりプレスしないで楽に吹けるようになってきたと思う。
(もちろん、いままでプレスしていた力をそのままくわえる力に転移させる、というわけではない)
すると、カルーソーのsix notesも呼吸のエクササイズとしてやっと吹けるようになった。
カルーソーのレッスンを受けてないのによくやるよとは思うのだけど、呼吸器官にいい刺激になると思うので続けてみることとする。
曽我部清典さん
文字での学習には危険性は伴うものの、曽我部清典さんの言葉に救われることが多い。息は出そうとするものだけではなく、自然と出て行くものだ。
吹き込むだけではないんだな、と。
私が楽に吹くことのきっかけになったように思います。
非常に感覚的な話なので、 ご本人のサイトでご確認ください。
http://www.jade.dti.ne.jp/~ebakos/top.html
Chris Gekkerとジャズの練習
トランペットの技術向上には、だいたい『朝練』で事足りる(=このレベルもまともに吹けてはいない)。補足的に、アーバンから最初の練習曲をたっぷりと吹いたり、シュロスバーグのロングトーンのような音量をコントロールするトレーニングを行っている。しかしジャズのアドリブはこれだけではさすがに身につかない。どの調も同じように扱える技術が必要だ。
クラークのテクニカルスタディは一つのテーマを12に移調する形で出来ている。これ自体タンギングとフィンガリングのコーディネーションなどなど練習するところは枚挙に暇がないといったところだが、当然すべての調に慣れる教本としては不足している(そういう目的で書かれたものではない)。
アドリブの質向上のためには、フレーズ教本のようなものもよいのだが、自分の場合スケールを確実に吹く練習をしたほうがアドリブに好影響があるように思う。スケールの練習なんだから自分で考えればやれるような気もするが、そこは素人の悲しさである。組織だって練習する技術はない。
そこで、Chris GekkerのArticulation Studyという本をつかっている。この本は大雑把に言って、クラーク的練習曲をメジャーやマイナー、ホールトーンといった様々なスケールで書いてみました、というもの。クラーク的なコーディネーションにも使えるだろうが、まずは確実にスケールが歌えるようにゆっくりしたスピードでこなしている。
またこの本にあるようにタンギングの練習をやっている。しかし、タンギング単独の練習では指がついていかないと思う。多分ある程度舌や息の使い方がわかってきたなら、同じことをクラークでやればいいのだとおもう。またテクニカルスタディの使い方が見えてきたように思う。
以上、素人の行っていることですので話半分でお読みいただければ幸いです。
2013年2月19日火曜日
Fred Hersch Trio - At The Close Of The Day
もうひとつFred Hersch の手になる曲をご紹介。
綺麗すぎる曲は苦手なのだが、下のトラックは結構演奏者の意地が出ているとおもいます。
ただトランペットでどう吹いていいか全く検討がつかないので、 純粋に観賞用です。
(こういうのを、例えばトム先生だったらどう吹くだろうかと考えることで、自分なりのフレーズを見直すようにしてます。)
サックス全般やトロンボーンなんかだとこの雰囲気をそのまま使って演奏できそうです。
綺麗すぎる曲は苦手なのだが、下のトラックは結構演奏者の意地が出ているとおもいます。
ただトランペットでどう吹いていいか全く検討がつかないので、 純粋に観賞用です。
(こういうのを、例えばトム先生だったらどう吹くだろうかと考えることで、自分なりのフレーズを見直すようにしてます。)
サックス全般やトロンボーンなんかだとこの雰囲気をそのまま使って演奏できそうです。
Fred Hersch and Toots Thielemans play Rain Waltz
このところフレッド・ハーシュの演奏を聞いている。
彼の書く曲は和音の展開に特徴があり、美しさとか遷ろいやすさといったことばが似合う。
単音の楽器でとりかかるには難度が高いように思われるが、こういう雰囲気をトランペットで出せればまたおもしろくなりそうだ。
この曲は「トリオ+2」というアルバムにて、作曲者のトリオ+2管編成でのアレンジもあり参考になる。
Youtube上でToots Thielemansとの共演バージョンがあったのでこちらをどうぞ。
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