2012年12月17日月曜日

Nicolas Folmer & Daniel Humair Project plays Alfio Origlio's Didonade

紹介したくてしかたのない曲だが、ようやく曲名が判った。
初出はAlfio OriglioのアルバムRicordoに収録されており、タイトルはDidonade。

タイトルの意味は調査中だが、ミシェル・ペトルチアーニへ捧げた曲だそうだ。
ペトルチアーニは固めの音を正確に並べあげるような印象だが、作曲者アルフィオ・オリリオはセンスあふれる和音で空間を作ってそのなかを単音が風を吹かすような演奏だ。

いちおうメモ程度に採譜を試みているが、最初の6小節の展開の理論的な裏付けがよくわからない。同じコード展開が平行移動しているはずなので、トランペットでアドリブをとるのは至難だと思う。

これは自分なりに演奏してみたいし、こういう曲を演奏したいと思う人と共演したい。

名手たち集うNicolas Folmer & Daniel Humair Projectによる演奏をどうぞ。