トム先生のオリジナル。
トム・ハレル・クインテットは大好きだ。「いわゆる2管クインテット」をそのままなぞるような創造性のないことはしないのが素晴らしい。それはトム先生すべての音楽活動に当てはまるのではないかとおもう。
アルバムが基本的にはオリジナルで占められるのがまた素晴らしい。
創造的であるが故に、自分の耳が調整されないと音楽が入ってこないかもしれない。繰り返し聴いてトム先生の考えるジャズをじっくり感じとっていただきたい。
ご紹介するのはLet the Children Play。子どもたちを遊ばせておこう、という明るい雰囲気が感じられる。テーマがある意味強い曲だと思うが、アドリブ時のコード進行はまた違うので、予習が十分必要かなと思う。ステージ映えする曲だと思います。