2012年8月8日水曜日

A Felicidade by Antonio Carlos Jobim

アントニオ・カルロス・ジョビンのナンバー。

タイトルは「幸福」を意味するが、歌詞は「幸せには終わりが来るが悲しみには終わりはない」ということを歌っている。

日本人は額面通りに受け取って素直に切なさを歌うだろう。カーニヴァルであれだけ騒げるブラジル人もそんな無常観を抱くのか。いやどうせ彼らのことだ、人生は悲しく短いからぼくといいことしよう、などと続くのだと思う(偏見)。

曲は軽めのマイナーで、奏者の自由度は高い。

トランペットで演奏しているのはみかけたことがないが、案外合うのではないか。

ジョー・ヘンダーソンのアルバム"Double Rainbow"収録のものが衝撃的であった。
影響が大きいのか、熱くなりそうでもあんまりべたべたしない、freakyにならない演奏がいいなと思う。