アントニオ・カルロス・ジョビンのナンバー。
タイトルは「幸福」を意味するが、歌詞は「幸せには終わりが来るが悲しみには終わりはない」ということを歌っている。
日本人は額面通りに受け取って素直に切なさを歌うだろう。カーニヴァルであれだけ騒げるブラジル人もそんな無常観を抱くのか。いやどうせ彼らのことだ、人生は悲しく短いからぼくといいことしよう、などと続くのだと思う(偏見)。
曲は軽めのマイナーで、奏者の自由度は高い。
トランペットで演奏しているのはみかけたことがないが、案外合うのではないか。
ジョー・ヘンダーソンのアルバム"Double Rainbow"収録のものが衝撃的であった。
影響が大きいのか、熱くなりそうでもあんまりべたべたしない、freakyにならない演奏がいいなと思う。